2018年1月25日木曜日

プリュームテクトニクスと人類史3

ノアの大洪水の後、数えて五代目の子孫、エベルに息子が生まれます。

「エベルには二人の息子が生まれた。ひとりの名は、その時代に土地が分けられた(パラグ)ので、ペレグといいその兄弟をヨクタンといった」



パラグ、ペレグは聖書独特の駄洒落ですが、これは土地相続を示すのではなく、原文Earth Devided、大地そのものが分断された、つまり大陸移動を指し、現在のアフリカ大陸北東部にある大地溝帯のような亀裂が大陸に走り移動を開始した様子を「旧約聖書」は伝えている。

大陸移動は判明したのは20世紀に入ってからですが、地球上に唯一存在した大陸、超大陸パンゲア。「創世記」といえば天地創造。その二日目に絶対神は海と陸地を、

「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ」

地球は球体です。地球上に存在した一つの海と一つの大陸、超大洋パンサラサと超大陸パンゲアそのもの。それだけに及ばず水を一箇所に集めたため乾いた所が出現した、とあります。



一方の現代地球科学ではパンゲア以前、大陸は集合離散を繰り返しローレシア、ロンデイニア、ゴンドナワが存在した。一見矛盾するようで、よく誤解が起こるのですが、乾いた所がなかった事と、大陸がなかった事はイコールではありません。

大陸であっても湖や干潟、大陸棚など水の下にある部分もある。実は超大陸時代、現代のような起伏に飛んだ山脈はなく、ほとんどが平野部で干潟のような状態だったからこそ、古生代生物の化石がサンゴや魚など、みな海洋生物なんです。

日本最古の歴史書「古事記」には、世界の初め、この地上にイザナギ、イザナミの二人神が降り立ち国々を創り出しますが、当時の地球上には確固たる大地が無かった。その様子を、



「国稚(くにわか)く浮ける脂の如くして海月(くらげ)なす漂える時」

つまり旧約聖書に古事記に世界中の神話に伝承は、そうしたパンゲア以前の集合離散を繰り返す陸塊を表現しているんです。

かつてプレートは我々の想像を越えて高速移動していた。証拠はあるのか?あります。それを裏付けるのが海洋底の「古地磁気」。

海嶺の下のマントルから粘性の低い物質が上昇し、地表近くで冷却されて、新らしい地殻が形成される。地殻は海嶺から水平に拡がり海洋底を拡大し新らしいプレートを誕生させて、固いプレートは海嶺部分で作られる。

このとき、地表近くまで上昇した粘性の低いマントル物質は非常に熱くドロドロに溶解した状態で、金属が少なからず含まれ、金属は磁力を持つ。が、温度が高くなりすぎると金属分子が激しく振動し、これによって磁気が消える。つまり、マントルから上昇してくる物質は金属を含んでいながら磁気を帯びていない。

ところが地表近くにまで上昇してくると、急激に冷却され冷却されると当然ながら磁気を帯びる。しかも、このときマントル物質は、地磁気の方角に磁化され、プレートは冷却したときの地磁気を封印してしまう。これが「古地磁気」。

そして地磁気は移動する。長い時間の間に、どんどん地磁気極が変化し、ときにN極とS極が入れ替わってしまう事もしばしば。海嶺に次々に誕生したプレートはこうした地磁気の移動をそのまま封印し、レコーダーのように地磁気の変化を連続的に記憶していく。

つまり、これらのプレートが形成された年代を特定すれば、古地磁気変化の年表ができ、地球上において古地磁気の変化は同じであるから、他のサンプルの年代測定に応用し、分析したい地層の古地磁気の変化のパターンを分析し、海洋底の古地磁気パターンと照合すればいい。

これが古地磁気による年代測定法。が、古地磁気による年代測定を詳細に分析していった結果、思わぬ事実が発見されます、、、

現在、北地磁気極はカナダの北部、北極点より南にあり、微妙に揺れていて、強さは徐々に弱まっている。このままいけば西暦4千年には地磁気は消滅する計算になります。



これは結構とんでもない事態で、人類は以下、全ての地球上の生物は地磁気の恩恵なくして生きていけない。その直接的な理由は地球を覆う「バン・アレン帯」の存在にあり、地球の自転軸からドーナッツ状に大きな2重になって、それぞれ1万キロと2万5千キロの電離層の上空にあり、バン・アレン帯の成分は、内帯が陽子と電子、外帯が陽子。

ともに電離しており、ここで宇宙線や放射線、紫外線などを吸収し、宇宙空間からやってくる有害な光線をキャッチ。バン・アレン帯を形成している源が地磁気であり地磁気の持つ磁力によって、電気および磁気を持った宇宙線や放射線などを宇宙空間に留めているので、もし地磁気が消滅すればバン・アレン帯は霧散し、有害な宇宙線が生物を直撃し被爆。原爆被害と同じで、地下都市でも作らない限り、もって数ヶ月の命となります。

古地磁気調査のためマリアナ海溝をボーリングした結果、不思議な厳然たる真実が浮かび上がります。

今から約70万年前、地球の地磁気が消滅!!そのまま約1万年も続いていたのです。これがなにを意味するかお分かりでしょうか?1万年もの長時間、地上は宇宙線や放射線にさらされ生物は被爆し続けた。

こんな馬鹿な話しがあるでしょうか??

これほど長時間、生物が被爆していたのなら人類の祖先ホモ・サピエンスはおろか哺乳類は死滅していたはず。が、この時代に生物が大量に絶滅した事実はなく、どこかが間違っている。具体的にそれはなにか?

地球の歴史において地磁気が一時的に消滅した事は間違いなく、問題は1万年もの長きに渡ったか?実はほんの短期間、一瞬のような出来事ならば被爆量といってもレントゲンの様なもので致命傷には至りません。

データでは1万年。が、いま現に地上には生命が溢れている。自然が間違っているのかデータの見積もりが間違っているのか?答えは言うまでもありません。となると、どういった結論となるのか?
プレートの移動は定説よりずっと速く一年に数センチではなく、もっと途方もなく速い。一万年とされるプレート形成時間は実際には1年、いや数ヶ月、数日といったレベルだった。これ以外にありません。

つまり地磁気消滅時代の存在こそ、まぎれもなくプレートの高速移動の証拠!!が自分の結論です。

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