2018年2月27日火曜日

プリュームテクトニクスと人類史7

フィンランド国境に近いロシアのコラ半島で行なった超深度学術ボーリングは、史上最深12.6キロを記録。

この実験、かなり不思議な現象がしばしば起こり、地下深部からドリルを引っ張る力が働くというのです。時にはドリルが引っ張られて消えたとも。
チタンドリルが溶ける?下からドリルを引っ張る?何やら謎めいた話で、さらに、人の呻き声のような叫びが聞こえたと。



天は上、その反対は?自分としてはあながち笑える話しではないのですが、ボーリングが困難なのは、地下3キロまでは100㍍ごとにセ氏1度増えますが、それを越えるとセ氏2.5度ずつ増えます。
さらに岩盤が固くなり、地球内部の圧力が増大しますが、10キロ以上になると不思議な事にボーリングのスピードが上がった。その理由は大量の「水」が出てきたためで、地質学者の予想を裏切り、ここまでの深部となると単なる地下水ではなく、全く別の水。



地球内部を地震波トモグラフィー(断層撮影)によって測定すると、個体ではない部分が一つだけ存在し、それは地球の「核」。それも金属化した内核を包む外核で、ここは地球内部で唯一、液体から成っています。

が、本当に外核がナニで出来ているか、見てきた者はおらず、あくまで理論的に推理しているだけであり、液体であるとして、その成分が何かは謎。

ここで注目したいのは、外核に直に接している下部マントルD層で、D層は液体と固体が混在しており、物性的にどんな状態となっているか、全くもって謎の層。実は、プリュームテクトニクス理論において、ホット・プリュームは、このD層から上昇し、大陸を移動させたスーパー・プリュームはここで誕生しています。



つまり、ホット・プリュームは、外核に接していながら、同時にアセノスフェア(岩流圏)からプレートまで至っている。これが「大いなる深淵の源」。

「7日が過ぎて洪水が地上に起こった。この日、大いなる深淵の源がことごとく裂け、天の窓が開かれた。雨が40日40夜地上に降り続いたが、まさにこの日、ノアも息子のセム、ハム、ヤフェト、ノアの妻、この3人の嫁たちも、箱舟に入った/創世記」

豪雨が振り出す以前に、すでに地上では洪水が発生していた。これはナニを意味するのか?
「この日、大いなる深淵の源がことごとく裂け、天の窓が開かれた」



天の窓と一文で並列に書かれた深淵の源、この大洪水の物理的な原因は二つで、ギリシャ神話も、絶対神ゼウスが起こした大洪水の膨大な水は、天から降っただけでなく、地の底からも噴出した、とあります。

大いなる深淵の源とは、プレートの境界の深部アセノスフェアから下部マントルを突き抜けたところ、すなわち地球内部の外核、これが正体です。

大洪水後、神は以後、大洪水は起こさないと誓いを立てノアに「虹」を見せます。

これはノアの時代の人間は虹を見た事がない事を示していて、生物が長寿を保てる環境、それが虹のない世界。天の水に天の窓についてもいずれ触れるでしょう。



現在、こうしている間にも、プレートは動いてます。目に見えませんが、少しずつ移動し大陸の姿を徐々に変えてます。このままプレートが移動していくと、未来の地球に存在する大陸はいったいどんな状況になっているのか?

予測としては、プレート誕生の場である、海嶺しか存在しない大西洋がますます拡大。同様に、インド洋もインド亜大陸の北上によって、その面積を広げ、一方で太平洋は南北アメリカ大陸の西に移動によって、狭くなっていく。

日本列島は複雑なプレートの境界に存在するため、フォッサマグマから分断し、ひしゃげた形でユーラシア大陸に接近。このように地球上の全ての大陸はコールド・プリュームに引かれてユーラシア大陸に集合し、やがて超大陸を形成します。

問題はそれがいつなのか?一説では5千万年後といいますが、果たしてそうでしょうか。

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